S17 最終61位 R2078 震天動地!化身ランド軸!改

TN タカ

最終順位  61位

最終レート 2078

 

S17お疲れさまでした。

レギュレーションFが終わるということで、

「化身ランドロスとランクマに潜れるのは今シーズンが最後!」

という気持ちで臨んだところ、最高の結果を残すことが出来ました。

 

ルールが変わってしまうので需要はないですが、

レギュレーションDからFまで構築の原型を変えなかった自分にとっては今回の構築が集大成となります。

お時間があればお付き合いください。

構築コンセプト

相手の考慮外の動きでアドを取り、サイクル戦で勝つ!!!

 

構築経緯

①レギュレーションDから使い続けていた「スカーフ化身ランド」「鉢巻パオジアン」「HB残飯ヘイラッシャ」は確定。環境への刺さりではなく練度を重視。

 

②環境にいる特殊アタッカーで絶対に対策しなければいけないのは下記のポケモン

「ハバタクカミ」「暁ガチグマ」「タケルライコ」「テツノツツミ」「アシレーヌ」「サーフゴー」「ブリジュラス」「ラティオス」「イーユイ」「ポリゴン2」「ジャローダ」「イエッサン」「サーフゴー」

これらのポケモンに対して仕事(クッション・返り討ち)が出来るポケモンを検討した結果、「HDチョッキドドゲザン」「HD脱出パックモロバレル」にたどり着く。受け出しが成立しないポケモンも割といるが、そこは立ち回りでカバー。

 

③受けループの対策にCS隠密マントハバタクカミ採用。

 

④サフゴカイリューの並びが死ぬほど重いが、並びで選出されないようにお祈り。

 

構築完成。

 

個体紹介

ランドロス(化身)@こだわりスカーフ

テラス:格闘

性格:おくびょう

特性:ちからずく

実数値:165(4)-130-110-167(252)-100-168(252)

技構成:だいちのちから/とんぼがえり/サイコキネシス/きあいだま

 

構築の核。バレていないスカーフは本当に強かったです。

殆どの試合で初手選出してました。

 

環境にいるブーエナ持ちはハバタクカミとテツノツツミが殆どです。一度特殊受けで流してしまえば上から殴れるので強かったです。

型バレしてない限りは初手パオジアン対面の際にとんぼがえりが考慮されないため、安全に襷を潰せます。とはいえシーズン終盤になるにつれて明らかに型バレしているパターンが多々あった為、状況次第ではテラスを切ったり素引きするなどしていました。炎岩オーガポンと初手対面した際は基本的に打ち負けないのも偉い。

また格闘テラスを採用することで、構築単位で重いチョッキ暁ガチグマを格闘テラスきあいだまで確1で葬ることが出来ます。きあいだまの命中率は知りません。

更に試合展開でスカーフがバレた際、格闘テラスでパオジアンの不意打ちを半減で受けることが出来るのも偉いポイント。

カイリューには基本的に無力ですがそれ以外のポケモンにはかなり刺さっていました。

 

ヘイラッシャ@たべのこし

テラス:フェアリー

性格:わんぱく

特性:てんねん

実数値:257(252)-120-183(252)-76-86(4)-55

技構成:ボディプレス/まもる/あくび/ゆきなだれ

 

いつもの要塞物理受け。水ポンが環境入りすることでウェーブタックル1ウェポンでは成立しなくなり頭を抱えていましたが、ボディプレス・ゆきなだれを両採用したヘイラッシャの構築記事をみて使用感が良さそうなので参考にさせて頂くことに(誰の記事を見たかド忘れしてます。。)

ボディプレス&ゆきなだれ採用で、相手の弱点を突きやすく負荷をかけれるようになりウェーブタックルの反動ダメージもなくなったので、体力管理がしやすくなりました。

しかしながら、

・タイプ不一致技なので等倍だと火力がたりない。

・使い方が難しい、守るの択や釣り交換していかないとサイクル負けする。

・眠る不採用なので体力管理がシビア。詰ませてTODの勝ち筋は基本望めない。

などマイナスポイントも多々あります。使い方が難しいポケモンです。

 

パオジアン@こだわりハチマキ

テラス:悪

性格:いじっぱり

特性:わざわいのつるぎ

実数値:155-189(252)-109(68)-99-85-179(188)

技構成:つららおとし/こおりのつぶて/ふいうち/かみくだく

 

S10から使い続けている破壊神。

型&調整はみんらいさんの構築記事を参考にしてます。

【S7使用構築】最終R2035-64位 黒眼パオカミイーユイ - みんらい

鉢巻パオの環境への刺さりはイマイチですが、タイプ相性を関係なしに相手に負荷をかけれるところが私好みです。基本的に裏から選出していました。

 

ドドゲザン@とつげきチョッキ

テラス:毒

性格:しんちょう

特性:まけんき

実数値: 207(252)-155-140-72-150(252)-71(4)

技構成:ドゲザン/アイアンヘッド/メタルバースト/ハサミギロチン

愛用していたヒスイヌメルゴンが暁ガチグマの登場で出番がなくなり、チョッキ枠を模索していたところ、ドドゲザンにたどり着きました。

ハバタクカミ・サーフゴー・テツノツツミに受け出し出来るのがグッド。

チョッキ枠の宿命ですが、無限に起点にされます。特に耐久ポケモンが積んでくると目も当てられません。悩んだ末の打開策ですが、ギロチンを採用し打つことにしました。相手は一撃技を見せられることによって悠長に積めないと焦って攻撃してきます。HD特化のドドゲザンは弱点を突かない限り火力はイマイチですが、ダメ感さえあればメタルバーストで相手の確定数をズラし、屠っていました。

ちなみに構築単位でゲロ重なサフゴカイリューを選出された場合は本当に手も足も出ないので、ドドゲザン・サーフゴー対面でカイリューバック読みでギロチンを打ってました。

 

モロバレル@だっしゅつパック

テラス:鋼

性格:なまいき

特性:さいせいりょく

実数値: 221(252)-105-91(4)-105-145(252)-45

技構成:リーフストーム/ヘドロばくだん/タネばくだん/キノコのほうし

 

アシレーヌ・水ポンが重いことから採用に至ったポケモンですが、結果的にはみがわり瞑想ハバタクカミをタネばくだんで、無限に倒していました。キノコのほうしを使うポケモンを初めて使いましたが、選出圧力がすさまじいです。草タイプが選出されていない場合はハバタクカミがみがわりorちょうはつorミストフィールドで対策していることが殆どの為、相手の変化技に合わせてタネばくだんを選択し、1ターンをタダで貰えている状況でした。

モロバレルをうまく使うコツは可能な限り胞子を打たないことです。

打つなら絶対に成功する確証を得て打ちましょう。

うっかり炎ポンと対面すると一気にテンポを取られて試合展開が悪くなるため、立ち回りはかなり気をつけていました。

 

ハバタクカミ@おんみつマント

テラス:飛行

性格:ひかえめ

特性:こだいかっせい

実数値: 135(36)-67-76(4)-205(252)-156(4)-182(212

技構成:ムーンフォース/シャドーボール/ちょうはつ/いたみわけ

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かもねぎなべさんの構築記事を参考にしています。

S15 統合ガチカイハッサム【最終5位(2221)】(3/15補足) : かもねぎのやみなべ

 

本来は展開阻害・受け崩し役として使うのですが、自分には展開阻害がうまく使えなかったので「おんみつマント」を持たせることで受け崩し特化で使っていました。

受けループ相手に選出すると100%ハピナスが選出されて毒針を投げつけられるので、毒を防ぐおんみつマントが完全にハマってました。ハピナスのシャドボでDダウンを引かないのも偉い。テラスタイプはグライオン地震対策で飛行です。

 

選出パターン

化身ランド+ラッシャ+ドドゲザン(対サーフゴー・テツノツツミ・タケルライコ)

化身ランド+モロバレル+パオジアン(相手の構築にウーラオスがいてカイリューなし)

化身ランド+ラッシャ+モロバレル(対ハバタクカミ・アシレーヌ)

パオジアン+ハバタクカミ+化身ランド(対受けループ)

基本はこの4パターンです。

 

重いポケモン

・炎の高火力特殊アタッカー

・BIG6でサフゴカイリューが選出される。

・飛行テラバカイリュー

・炎の渦カイリュー

・耐久型サーフゴー

他にもいろいろ。

 

最後に

実はこの構築はS16の最終日前に殆ど完成していました。

S16もレート2000は達成していたのですが、「この構築ならまだ上に行ける!」と練度をひたすら上げた結果、剣盾のポケモン対戦を始めた頃には想像もできなかった最終2桁を今回達成することが出来ました。仕事も家庭も趣味もキチンと両立させることが目標の自分にとって本当に嬉しい結果です。

ポケモン対戦は本当に楽しいですが、仕事の状況によってはいつまでも続けられない趣味です。だからこそ今の時間を皆さんと100%楽しんでいければと思います。

 

スペシャルサンクス

毎回出張の度に吞んでくれていたけど東京へ旅立ってしまったグティニキ

最終日に目標レート・順位のアドバイスをくれたケチャワチャ君・ゴンさん

ベロベロになって楽しく話してくれる飲酒界隈の皆様

最終日の深夜に発狂しながら潜っていたらリプとイイネで応援してくれた仲良しの皆様

 

ありがとうございました。